皆様はどのようなことがきっかけで「癒し」の世界にご興味をお持ちになられたのでしょうか? 実は私も「人を癒す」仕事に強く惹かれ、一般企業のOLという全く違う仕事から、おそるおそるこのセラピストの世界に足を踏み入れたのが今から10年以上前のことでした。 当時、全くの素人だった私が一から勉強をはじめ、複数のサロンでセラピストとして経験を積んでまいりました。 そこで学んだことは、画一的な手技療法だけで改善ができるほど、体のしくみは単純ではないということです。その方の生活スタイルや志向性、心理的背景も勘案しながら、どの療法が最も適切かを考え、ご提案できるスキルを身につけていかなければ、真にお客様を癒すことはできません。 お客様が100人いれば、100通りのアプローチがあるはずだからです。
私が直営サロンを立ち上げたばかりの頃に、脳梗塞の後遺症で、息子さんの付き添いがないと歩けないくらい、手足が不自由なお客様が来店されたことがありました。 その方は、病院で治療を受けているにも関わらず、少しも手足のしびれがとれないとおっしゃって当サロンへ駆け込んでこられました。初めて来店されたときは顔色がとても悪く、ふさぎこんでいたのが印象的でした。 専門の医療機関で最先端の治療を受けているのに、なぜ良くならないのか・・・? 初めは私もとても疑問でした。そこで、まずは、じっくりと、時間をかけて、お客様のお悩みを親身にうかがうことから始めました。 このお客様は、いわゆる片麻痺という症状でした。本来ならば、まだまだ働き盛りのお歳です。ですが、手足が不自由な状態が長期に渡って続いていたために、『自分は一生このままなのではないか』という精神的なプレッシャーを自分自身に過剰にかけていらっしゃることがわかってきました。 ネガティブな発想が先行してしまったことで、ドクターから指示されている、自宅での運動療法にもまったく身が入っていないかったことが大きな原因のひとつであることが判明しました。 そこで私は、筋肉への直接的なアプローチだけではなく、精神的なリラックスを促すホットストーンやアロマの芳香療法を積極的に取り入れたトリートメントを行うことにしました。 手技療法としては、アロマやリフレクソロジーなど、様々な手法の中から症状に応じてコース内容を変えて、最も血流改善が可能になるアプローチ方法を選びました。 こうして、お客様と二人三脚で試行錯誤を繰り返すうちに、みるみると症状が回復していきました。 数か月経った頃には、お客様のお顔に笑顔が戻り、付き添いなしで、お一人でスタスタとお帰りになることができるまでになったのです。
今、真に求められるセラピストというのは、お客様お一人お一人の状態を正確に把握し、最も適したアプローチを自身で考え、提案できるスキルを身につけた者だと、私は思います。 当カレッジでは、「技術」・「学術」・「話術」の三術をベースに、フランス式メディカルアロマやリンパなどの西洋医学から、中国医学・インドのアーユルヴェーダなどの東洋医学まで幅広いカリキュラムをご用意しています。 また、お客様に信頼していただける「人間性」を高めていただく機会として、マナー研修やインターンシップ制度、ボランティア活動なども積極的に行っています。 現在、お仕事をお持ちの方や、ご家庭の事情がある方にも、ご自分のペースで卒業まで通学していただけるよう、在学中に数回の個別ガイダンスを行い、就職保証コースのご案内や、各種求人情報の公開、独立開業支援など、卒業後のサポート体制も十分に整えております。
ぜひ、皆様の夢を聞かせてください。 トップセラピストカレッジでは、お一人お一人の夢を、着実に実現できる環境つくりのために、日々改善を行い、お役に立ちたいと努めております。 まずは一度、カレッジに遊びにいらしてください。 笑顔溢れる授業や、女子会さながらのにぎやかな休憩時間など、アットホームな雰囲気と仲の良さは、どこのスクールにもひけをとらない当校の自慢です。 皆様にお会いできる日を講師陣一同、心より楽しみにお待ちしております。
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